潮見駅発の100円バス「しおかぜ」ガイド:江東区のコミュニティバスで木場・辰巳・豊洲へ
東京・江東区潮見の潮見駅を起終点に走る江東区コミュニティバス「しおかぜ」の使い方。木場・辰巳・豊洲の3ルート、100円という運賃、1台のバスが回っている仕組みを江東区の公式情報で整理しました。
潮見駅前のロータリーに、都バスとは少し違う小さめのバスが停まっていることがあります。結論から言うと、これは江東区のコミュニティバス「しおかぜ」で、潮見駅を起終点に木場・辰巳・豊洲の3方面へ100円で行けるバスです。
潮見は運河に囲まれた島なので、電車以外の足がどこまで届くのかは住み始めてから気になるところだと思います。この記事では、江東区の公式ページで確認できた内容だけを整理します(掲載時点の情報です)。
100円で木場・辰巳・豊洲へ:しおかぜの基本
江東区の説明によると、しおかぜは「区内南部地域における交通不便地域の解消を図り、高齢者等の交通手段を確保するため」に、平成17年11月1日から運行を開始したバスです。都営バスの一系統として走っており、系統番号は江東01となっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 系統 | 江東01 |
| 起終点 | 潮見駅 |
| ルート | 木場ルート/辰巳ルート/豊洲ルート |
| 運賃 | 小学生以上1人100円(現金または交通系ICカード) |
| 運行日 | 年中無休(平日・土休日共通) |
| 車両 | ノンステップバス |
運賃が100円というのは、江東区内を短く動くときにはかなり効きます。ひとつ注意点として、公式ページには、都営バス定期券(フリーカード)、都営バス一日乗車券、都営バスIC一日乗車券、都営まるごときっぷ、東京都シルバーパス、都営交通無料乗車券は利用できないと明記されています。都バスと同じ感覚で乗車券を出すと戸惑うので、現金かICカードを用意しておくのが安心です。
3ルートと、潮見駅からの所要時間
3つのルートはすべて潮見駅前を出て潮見駅前に戻ってくる循環の形です。公式時刻表の1便目の時刻から読み取れる目安は次のとおりです。
| ルート | 1日の便数 | 一周の所要時間 |
|---|---|---|
| 木場ルート | 9便 | 約25分 |
| 辰巳ルート | 5便 | 約15分 |
| 豊洲ルート | 3便 | 約25分 |
行き先ごとに見ると、潮見駅前からの片道はこのくらいです。
- 辰巳駅前まで:約4分
- 木場二丁目まで:約10分
- 豊洲駅前まで:約10分
- 昭和大学江東豊洲病院前まで:約12分
橋を渡らないと出られない島から、10分前後で木場にも豊洲にも着く、というのがしおかぜの距離感です。潮見の島の出入り口になっている橋そのものについては潮見の橋めぐりにまとめています。
1台のバスが回っているという仕組み
しおかぜでいちばん面白いのは、この3ルートを1台のバスが受け持っているところです。公式ページには「潮見駅を起終点に『木場ルート』、『辰巳ルート』、『豊洲ルート』を1台のバスが運行しています」「潮見駅で降りずに乗り続けると、ほかのルートにもそのまま移動できます」と書かれています。
時刻表を追うと、木場ルートを一周して潮見駅前に戻ったバスが、そのまま辰巳ルートや豊洲ルートとして出ていく形になっています。たとえば1便目は9時00分に潮見駅前を出て木場方面を一周し、9時25分に潮見駅前へ戻ると、そのまま辰巳ルートとして走り出します。
つまり潮見駅は、しおかぜにとって単なる始発駅ではなく、路線全体の折り返し地点です。潮見に住んでいると、このバスの動き全体が駅前を軸に回っていることになります。
停留所の並びと、使いどころ
公式時刻表に掲載されている停留所の並びは次のとおりです。
木場ルート(9便・潮見駅前を9時00分から17時00分まで) 潮見駅前 → 潮見二丁目 → 枝川三丁目 → 枝川二丁目 → 木場一丁目 → 木場二丁目 → 木場六丁目ギャザリア前 → 塩崎荘前 → 塩浜二丁目 → 枝川二丁目 → 枝川三丁目 → 深川暁橋南 → 潮見駅前
辰巳ルート(5便・潮見駅前を9時25分から16時35分まで) 潮見駅前 → 潮見二丁目 → 潮見一丁目アパート前 → 漣橋南詰 → 港湾住宅前 → 辰巳駅前 → 辰巳団地 → 第二辰巳小学校前 → 辰巳中央 → 辰巳一丁目北 → 漣橋南詰 → 潮見一丁目アパート前 → 潮見駅前
豊洲ルート(3便・潮見駅前10時15分、12時05分、14時45分発) 潮見駅前 → 豊洲駅前 → 昭和大学江東豊洲病院前 → 潮見駅前
運行時間帯は日中に集中していて、朝の通勤時間帯や夜には走っていません。裏を返すと、しおかぜは通勤の足ではなく、昼間の用事に向いたバスということになります。買い物や通院、枝川・塩浜方面へのちょっとした移動といった、日中に動く予定と相性がいい乗り物です。
豊洲ルートが1日3便という点も、使う側から見れば予定の立て方が決まるということでもあります。病院や豊洲での用事は、この3便のどれかに合わせて午前か午後の枠を決めてしまうほうが動きやすくなります。
まとめ:潮見駅を軸に回っている100円バス
- 江東区コミュニティバス「しおかぜ」は江東01系統。潮見駅を起終点に木場・辰巳・豊洲の3ルートを走る
- 運賃は小学生以上1人100円。都営バスの各種乗車券やシルバーパスは対象外
- 木場ルート9便、辰巳ルート5便、豊洲ルート3便。年中無休で平日・土休日共通
- 3ルートを1台のバスが回っているので、潮見駅で降りずに乗り続けることもできる
潮見駅そのものについては潮見駅ガイド、区役所方面へ行くときの都営バス木11乙系統については潮見から東陽町へにまとめています。電車一本の街だと思われがちな潮見ですが、日中は駅前からもう一本、細い足が伸びています。
※ルート・時刻・便数・運賃は、掲載時点で確認できた江東区公式サイトの案内にもとづく情報です。ダイヤは変更されることがあるため、お出かけ前に江東区のページまたは東京都交通局の運行情報でご確認ください。運行状況やお忘れ物の問い合わせは都営交通お客様センター(03-3816-5700)と案内されています。