潮見から枝川・塩浜へ:江東区のいちばん近いおとなりと「(仮称)枝川駅」の話
東京・江東区潮見から橋1本で行ける枝川と、その先の塩浜。区民館や公園など日常で使う場所と、有楽町線延伸で計画されている「(仮称)枝川駅」のまちづくり方針を、江東区の公式資料で確認できた範囲でまとめました。
江東区・潮見からいちばん近いおとなりは、枝川です。結論から言うと、枝川は「用事を済ませに歩いて行く街」で、その先の塩浜まで含めて潮見の生活圏の延長として使えます。そしてこのエリアには、有楽町線の延伸にあわせて「(仮称)枝川駅」が計画されていて、江東区の資料では潮見もその周辺地域として扱われています。
橋を1本渡れば枝川三丁目
潮見から枝川へは、暁橋か八枝橋を渡ります。どちらも枝川三丁目に出る橋で、詳しい諸元は潮見の橋めぐりにまとめました。
塩浜は、枝川から汐見運河を越えた先にある町です。潮見から直接渡る道路橋はないので、枝川を抜けて向かう形になります。歩いても自転車でも、「枝川経由で塩浜まで」をひとまとまりの範囲として覚えておくと動きやすいです。
日中なら、江東区コミュニティバス「しおかぜ」の木場ルートが枝川三丁目・枝川二丁目・塩浜二丁目の停留所を通ります。使い方は潮見駅発の100円バス「しおかぜ」ガイドで紹介しています。
枝川・塩浜で使う場所(掲載時点の情報です)
江東区の施設案内で確認できた、潮見から使いやすい場所を並べます。
| 場所 | 所在地 | メモ |
|---|---|---|
| 枝川区民館 | 枝川3-6-16 | 開館 9:00〜21:30、休館は月曜・祝日・年末年始 |
| 枝川一丁目公園 | 枝川1-6-19 | 約659平方メートル、昭和59年4月開園 |
| 塩浜公園 | 塩浜2-10-14 | 約1,583平方メートル、昭和49年6月開園 |
枝川区民館の1階には図書の受け取り窓口が入っています。予約した本を受け取る使い方は潮見から一番近い図書館に書きました。区民館は夜21時30分まで開いているので、平日の仕事終わりに寄れる時間帯が残っているのもありがたいところです。
計画中の「(仮称)枝川駅」
江東区によると、東京メトロ有楽町線を豊洲から住吉まで延伸する計画が進んでいて、2024年11月5日に工事に着手し、2030年代半ばの開業を目指すとされています。途中には2つの新駅が計画されていて、豊洲と東陽町のあいだに置かれるのが「(仮称)枝川駅」です。
江東区が2025年3月に策定した「(仮称)枝川駅周辺地区まちづくり方針」では、新駅の設置予定位置は枝川二丁目とされています。この方針のポイントを、潮見側から見て気になるところに絞ると次のとおりです。
- 新駅の効果が特に期待される地域として、枝川に加えて塩浜と潮見を挙げている
- 目指す姿は「水辺に囲まれ、安らぎとにぎわいが調和する 誰もが暮らし続けたいまち」
- 駅の近くには飲食店や日用品の店などを誘導し、生活の利便性を高める方針
- 運河沿いの「潮風の散歩道」の整備や、塩浜・潮見・豊洲とのつながりの強化もうたわれている
開業はまだ先の話ですが、潮見駅(京葉線)と歩ける距離に地下鉄の駅ができると、南北方向の移動の選択肢が増えることになります。江東区のページでは、区内の南北移動にかかる時間が現在の約20分から約9分に短くなる見込みだと紹介されています。
潮見からの使い方
今の時点で、枝川・塩浜を潮見の暮らしに組み込むならこんな形です。
- 区民館や図書の受け取りは枝川で済ませる
- 子どもと遊ぶ日や散歩の折り返し地点に、枝川・塩浜の公園を使う
- 木場方面へ歩くときは、枝川を通り道として眺めておく
新駅の工事が進むにつれて、枝川の風景は少しずつ変わっていくはずです。いちばん近いおとなりだからこそ、今のうちに何度か歩いて、変わる前の街並みを知っておくのも悪くないと思います。
※施設の開館時間・休館日、公園の面積、有楽町線延伸とまちづくり方針の内容は、江東区および東京都が公開している掲載時点の情報です。計画は今後変わる可能性があります。