潮見から辰巳へ:江東区の運河をひとつ越えた先にある、公園とプールの街
東京・江東区潮見から橋を渡ってすぐの辰巳の使い方をまとめました。辰巳の森海浜公園のニュースポーツやバーベキュー広場、東京アクアティクスセンターの個人利用まで、公式情報で確認できた範囲で紹介します。
潮見の南、漣橋か七枝橋を渡った先が辰巳です。距離としては潮見からいちばん近いおとなりのひとつで、自転車なら数分、歩いても20分ほどの範囲にあります。
結論から言うと、辰巳は潮見の住民にとって休日の運動場として使える街です。大きな公園と、都が運営する屋内プールが、橋を1本越えた先にまとまっている。潮見の島の中には無いものが、いちばん近い場所に揃っているエリアだと思います。
この記事の施設情報は、各公式サイトで確認できた掲載時点のものです。
潮見から辰巳への行き方
潮見と辰巳のあいだには砂町運河が流れていて、渡る橋は2本あります。
| 手段 | ルート | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 徒歩・自転車 | 漣橋または七枝橋で辰巳二丁目へ | 公園やプールに行く日 |
| コミュニティバス | しおかぜ辰巳ルートで辰巳駅前や漣橋南詰へ | 日中に動ける日、荷物がある日 |
| 電車 | 潮見駅から乗り換えて有楽町線辰巳駅 | ほぼ使わない(歩いたほうが早い) |
南側の2本の橋については潮見の橋を全部渡ってみるに、しおかぜの時刻や経路は潮見駅発の100円バス「しおかぜ」ガイドにまとめています。
橋を渡ると町名が辰巳に変わります。江東区の資料では、辰巳は十二支でいう辰巳、つまり江戸城から見て南東(巽)の方角にあたることが由来とされています(潮見のまわりの町名の由来)。橋を渡りながら「いま南東に向かっている」と思い出すと、見慣れた景色が少し変わります。
辰巳の森海浜公園:道具を借りて遊べる公園
辰巳二丁目にある辰巳の森海浜公園は、1993年に開園した都の海上公園です。公園の公式情報によれば所在地は江東区辰巳二丁目1番35号、開園面積は169,237.48平方メートル。潮見運動公園とはまた違った、平たく広い公園です。
この公園でおもしろいのは、ニュースポーツの施設が揃っていることです。公式サイトに掲載されている種目は8つあります。
- シャフルボード(12面)
- フリーテニス(2面)
- ペタンク(2面)
- パターゴルフ(9ホール)
- ガーデンゴルフ(9ホール)
- グラウンドゴルフ(8ホール)
- ディスクゴルフ(9ホール)
- マレットゴルフ(9ホール)
用具は管理事務所の受付で当日申し込む形で、貸出料は1名一式あたり150円/時間とされています。道具を持参する場合は無料です。受付時間は季節で変わり、2月から10月は9時から17時(受付は16時30分まで)、11月から1月は9時から16時(受付は15時30分まで)。年末年始(12月29日〜1月3日)は休場と案内されています。
思いつきで出かけて、数百円で数時間遊べる。この身軽さが、潮見から行く公園としてはありがたいところです。ほかにドッグランや、すべり台・ブランコなどの遊具もあります。
バーベキュー広場は予約制・料金は無料
同じ公園内にあるバーベキュー広場は、公式サイトによると利用料が無料で、事前予約が必要です。掲載時点の案内をまとめると次のようになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用期間 | 3月〜11月の土曜・日曜・祝日/夏休み期間(7月20日〜8月31日は毎日) |
| 利用時間 | 10時〜16時(最終受付は13時まで) |
| 料金 | 無料 |
| 規模 | 全19サイト、1サイト8m×8m・10名まで、最大2サイトまで |
| 予約 | 利用希望日の1か月前の1日から先着順 |
直火は断られていて、ゴミは持ち帰り、テーブルと椅子は自分で用意する形です。潮見から自転車で運べる荷物の量を考えると、道具を借りられるサービスと組み合わせるか、身軽な内容にしておくのが現実的だと思います。
東京アクアティクスセンター:潮見駅から徒歩約15分
辰巳二丁目にはもうひとつ、東京アクアティクスセンターがあります。東京2020大会の会場として建てられた屋内プールで、一般開放日には個人でも泳げます。
公式サイトのアクセス案内には、有楽町線辰巳駅から徒歩約10分と並んで、JR京葉線潮見駅から徒歩約15分と書かれています。潮見が正式に案内されている最寄り駅のひとつ、というのは住んでいる側からすると気分のいい話です。江東区コミュニティバス(江東01)を使う場合は「漣橋南詰」下車で徒歩1分とされています。
掲載時点の個人利用料金は次のとおりです。
- メインプール/ダイビングプール/サブプール:一般700円(2時間30分)、延長は1時間ごとに350円
- 中学生以下:300円(1回)
- トレーニングルーム:一般450円(2時間30分)、延長は1時間ごとに220円
開館時間は9時から21時、夏休み期間は8時から21時。ひとつ気をつけたいのは、日によって貸切や休館があることです。公式サイトでは一般開放の日程が利用月の1か月前に公開されると案内されているので、出かける前にその日が一般開放かどうかを確認しておくと確実です。
潮見からの使い方をまとめると
- 天気のいい休日、思いつきで体を動かしたい日は辰巳の森海浜公園へ。道具は現地で借りる
- 人が集まる日はバーベキュー広場。1か月前の1日から予約を取る
- 天気に関係なく運動したい日は東京アクアティクスセンター。一般開放日を先に確認する
- どれも橋を1本渡るだけ。荷物が多い日は、しおかぜの辰巳ルートに合わせて時間を組む
潮見は静かで落ち着いた島ですが、その分「広く体を動かす場所」は島の外にあります。辰巳は、そのいちばん近い受け皿です。運河をひとつ越えるだけで休日の選択肢が増えるというのは、この街に住む面白さのひとつだと思います。